羽生結弦のことが大好きな織田信成が語る、羽生選手の強さとすごさーフィギュアスケート

羽生結弦and織田信成

羽生結弦選手と織田信成さんって、一緒に恋ダンスを踊っていたり、

織田さんのtwitterに羽生選手がよく登場したり、

仲がいいんだろうなぁ~という感じですよね。

織田信成さんが、実際のところ羽生選手のスケートについてどんな風に考えているのか気になりませんか?

織田さんの著書「フィギュアほど泣けるスポーツはない」の中で、織田さんが羽生選手の強さやすごさについて、たくさん語っていたのでご紹介します。

織田さんの羽生選手への愛は、想像以上でしたよ!!

目次

まずは織田信成さんをさらっとご紹介

現役時代

織田選手、現役時代は高橋大輔さんや小塚崇彦さんらとしのぎを削りました。

織田信長の末裔であることから「氷上のお殿様」という異名をもちます。

バンクーバーオリンピックでは7位入賞。

このバンクーバーオリンピックのフリーで、スケート靴のひもが切れてしまうハプニングがあり、それを羽生結弦選手にイジられていたことも・・・(笑)

ソチオリンピックの出場をかけた2013年の全日本選手権で4位に終わり、現役を退きます。

引退後

引退後は、解説として活躍されてますね。

平昌オリンピックではキャスターをやってました。

他にもアイスショーに出演したり、関西大学アイススケート部の監督を務めたりしています。

(関西大学のアイススケート部には、宮原知子選手や本田太一選手が所属)

とても忙しそうですね!

羽生結弦選手と織田信成さんの仲って?

フィギュアほど泣けるスポーツはない!」(織田信成 著)によると、

  • 2006年、羽生選手の存在を知る(羽生選手はノービス)。雑誌に載っていた羽生選手のイナバウアーが印象に残る
  • 2008年には、全日本選手権で一緒になる。「トリプルアクセルなんて、僕より上手やん!?」と衝撃を受ける
  • 羽生選手はみんながスルーするボケにきちんとツッコミを入れてくれる
  • プライベートで会ったことはない

といったことが書いてありました。

プライベートで会ったことがない、というのは私は意外ではありませんでした。

そもそも羽生選手は、織田信成さんに限らずプライベートで仲間とご飯を食べに行ったりはしないそうです。

ブライアン・オーサー氏(羽生選手のコーチ)によれば、

「彼は23歳にしてお酒を飲んだこともない」

とのこと。

平昌オリンピックで金メダルを獲得したあとの、羽生選手へのインタビューで印象に残っているものがあります。

自分の幸せを追求したら、「オリンピック2連覇」というものに集約されて、
どんどんシンプルになっていった。

その幸せのために、色んなものを捨てた。
本当に色んなものを捨てました。

一言一句正確にメモしていたわけではないのですが、このようなことを話していました。

この「捨てた」ものの中には、お酒や、友と楽しく過ごす時間など本当に様々なものがあったのでしょうね。

織田信成さんも「フィギュアほど泣けるスポーツはない」の中で、

ノリがいい性格のユヅですから、本当はみんなと仲良く過ごしたいし、話もしたいはずです。でも現役選手である以上は、スケートに必要のないものはすべて削ぎ落として、やるって決めたらやる。「スケートを極める」その決意がすべてに勝っているのだと思います。

いやはや。

なんという精神力の持ち主でしょうか。

羽生選手って、他の追随を許さないスケートの技術、表現力ももちろん魅力なのですが、私がいつだって驚かされるのは、その精神力なのです。

こんなにストイックな選手、スポーツ界全体を見渡してもそうそういないでしょう。

平昌オリンピックについては、見所をまとめたこんな記事もあるのでよかったら見てくださいね。

平昌オリンピック フィギュアスケートの男子個人戦って結局何がすごかったの?

織田信成が語る羽生結弦の強さ

織田信成さんは著書「フィギュアほど泣けるスポーツはない」の中で、羽生結弦選手のためにまるごと一章をさいて
熱く語っています。

とにかく織田さんは羽生選手のスケートにほれ込んでいるんだ、ということがひしひしと伝わってきます。

羽生選手のファンの方は、読んでみると改めて羽生選手のすごさ、強さが理解できますよ。

織田さんは、羽生選手の強さについてこんな風に分析しています。

  • ジャンプの準備動作がほどんどない(ように見える)
  • 技と技のつなぎが素晴らしい
  • ジャンプ、スピン、ステップのすべてが曲に合っていて、しっかり表現できている
  • 限界を感じないし、設けない
  • 目標を達成しても、さらに新たな目標を見つけて前に進むことができる

「フィギュアほど泣けるスポーツはない」より抜粋

限界を感じなかったり、つねに新しい目標を見つけて努力を重ねられること。

それって羽生選手の「スケートが好き」という気持ちが、私たちの想像するよりずっとずっと大きいものなんだろうなと感じます。

「好きこそものの上手なれ」とはよく言いますが、ひとつのことをそこまで好きになれるのって、それだけで才能ですよね。

人生をかけて挑戦したいほど「好き」になれるものを見つけられる人こそ天才なのだろう、と考えました。(いいこと言った)

他にも、同著のなかで羽生選手の魅力についてたくさん語っていますよ。

  • 羽生選手のトリプルアクセルは、過去も現在も、誰も到達したことがないほどの完成度を誇ります
  • 「こんな選手はフィギュアスケート史に存在しない。そして金輪際出てこない」
  • 羽生結弦選手とは「天才なのにすごく努力したから、誰も勝てなくなっちゃったよね」というスケーター

「フィギュアほど泣けるスポーツはない」より抜粋

私たちが羽生選手のオリンピック2連覇をリアルタイムで見れたことや、

常に限界に挑戦してどんどん難易度の高いプログラムに挑戦している姿を見ていること。

なんだか当たり前になっていますが、羽生選手だっていつかは引退します。

織田さんに言わせれば羽生選手のようなスケーターは「金輪際出てこないとのこと。

羽生選手のいないフィギュアスケート界って、どうなるんでしょう?

ぽっかり穴があいたようになるのでしょうね。

簡単には埋められない穴です。

羽生選手が現役で滑る姿、しっかり目に焼き付けておきたいものです。

最後に:羽生結弦選手はやっぱりすごかった

フィギュアスケート界には、いつも素晴らしい選手がいますが、

織田信成さんの著書「フィギュアほど泣けるスポーツはない」を読んで

あぁ、やっぱり羽生選手ほどの選手はそうそう出てくるものではないんだ・・・と改めて感じました。

羽生選手が現役であるときにフィギュアスケートファンでいられたこと。

みなさん誇りに思いましょう!

今回この記事で紹介した織田さんの著書はこちらです。

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