2人育児って、本当に大変・・・。
- 上の子を優先しろって言うけど、そんなことできないんですけど……
- 上の子にイライラしてばっかりで、自己嫌悪でどうにかなりそう……
私もそんな風に毎日思っていました。
この記事では、私の経験をもとに次のことについて書いています。
- 2人育児の大変だった部分
- 2人育児が少し落ち着いた時期
- ウタリ育児を乗り越えたコツ
何かお役に立てれば幸いです。
2歳差の2人育児でイライラしていたのはこんなこと!

上の子の独占欲、やきもち
下の子へ授乳しているときの上の子のやきもち、大変じゃないですか?
授乳するときには、上の子へ「下の子におっぱいあげてもいいかな?」と声をかけてから……
なんて育児サイトや育児本によく書いてありますよね。
わが家の上の子、「いいよ」と言ってくれたことなんてないですよ!
ではどんな風だったかというと、
- 授乳の間、泣き叫ぶ!
- 授乳中の下の子を私の腕の中から引きずり降ろそうとする。
- 叩く、ひっかく、つねる。
とにかく荒れました。
叩いたりひっかいたりという手が出る行為は、それまで全くしたことがなかったので、上の子の変わりように私も戸惑いました。
やきもちは私だけでなく、夫や両家の祖母へも及びました。
下の子を抱っこしようものなら、叩いたりつねったり、気持ちをストレートに表現してくるのがしんどかったです。
それを受け止める余裕もないし、受け止めてあげようという気持ちすら湧いてこない、そんな日々でした。
私も同じ・・・って思いましたか?
大丈夫、罪悪感をもたないでくださいね。
いつか落ち着く時がきますよ。
ただ、諦めず続けてほしいことがあります。
- 上の子のことが一番大好きなんだよと伝え続ける
- 下の子も上の子が大好きなんだよと伝え続ける
- みんなみーんな上の子のことが大好きなんだよと伝え続ける
- たくさん抱きしめてあげる
これを続けていたら、ちょっとずつ変わってくれるはずです……!
下の子が泣いているのに、なかなかお風呂から出ない
わが家は姑と同居しているので、お風呂のときなどとても助かっているのですが……。
それでも、それでも、お風呂は毎日の憂うつな行事です。
というのも、上の子はお風呂で遊ぶのが大好きで、とにかく長風呂。
上の子とお風呂に入る間、下の子はばぁちゃんが見ていてくれるわけですが、まぁやっぱり泣くんですよね(だって長いから)。
- 「あと5分で出ようね」
- 「5分たったよ、ばあちゃん待ってるよ」
- 「ちょっと!もう出るよ」
- 「いい加減にしてよ!お母さん先に出るからね!」
というやり取りを何回したことか。
あぁ今日もお風呂で怒鳴ってしまった……
と思いながら1日が終わっていました。
お母さん、ちょっと聞いてください。
1人で2人のこどもたちをお風呂に入れるなんてあなたは超人です。
しかもそれを毎日やっていること、誇りを持ってください。
下の子がつかまり立ちできるようになると、お風呂はグッと楽になります。
それまでの辛抱ですよー!
寝かしつけのときの地獄のようなぐずり
寝かしつけに困っていませんか?
私も夜の寝かしつけが、1日の中で一番イヤな時間でした。
わが家の上の子、一番大変なのが眠いときのグズリなんですね。
でも下の子も下の子で、夜寝る前はおっぱいほしいし眠いし泣きますよね。
下の子におっぱい飲ませたら上の子がカンシャクを起こす。
上の子を抱っこしてなだめてたら、下の子がずーっと泣いてる。

もうどうしたらいいの?泣きたいのはコッチなんだけど(T_T)
寝かしつけは毎晩、綱渡りのような状態でした。
今思い出そうとしても、どうやってやっていたのか記憶がないんですよね。
お母さん、毎晩毎晩寝かしつけお疲れ様です。
誰か助けてー!って言いたくなりますよね。
そんな時は、今まさに寝かしつけで困っているお母さん方が日本中にいるんだ!ということを思い出してくださいね。
2人育児の寝かしつけについて書いた記事もあるので、よかったら読んでください。
あわせて読みたい
二人育児の寝かしつけ。ワンオペでもスムーズにするために上の子にやってほしい二つの対策
こども2人を連れての買い物
こども2人を連れての買い物。
出来れば行きたくない・・・。
それでも、どうしても今日の晩ごはんの食材がない……そういうことありますよね。
上の子がスーパーで走り回っちゃうタイプだったら、なおさらでしょう。
スーパーって誘惑が多くて駄々をこねることも多いですし、駐車場では車が多くて危なかったりして・・・。
それに伴い叱ることも増えますよね。
あぁまた怒ってしまった……。
なんて買い物の帰りに落ち込んだりしたもんです。
2人育児が少し落ち着いてきたのは下の子が4ヶ月になったころ


首がすわっておんぶができるようになった
下の子の首がすわるまでは、抱っこしていると何も出来ない・・・!
という状況が多いですよね。
でも首がすわっておんぶができるようになると、胸が空き、上の子がいつでも飛び込んでこれるようになります!
これは本当に大きいです。
上の子&下の子、両方が泣いていても下の子はおんぶ、上の子は抱っこ、という技が使えるようになります。
まぁ肩と腰が壊れますけどね(笑)
おんぶができると遊びの幅も広がりますし、育児が本当にやりやすくなりました。
下の子がいるという状況に上の子が慣れてきた
上の子は、生まれてすぐは下の子に対して
- 誰なんだこいつは
- 突然やってきてお母さんを奪ったやつだ
- なんかとにかくムカつく
という気持ちが大きかったことでしょう。
しかしやはり兄弟ですし、毎日毎日一緒にいることで
- ムカつくけど気になる
- 泣いてると気になる
- いないと寂しい
という存在に変わっていったように思えます。
最初から受け入れられないのは当然ですよね。
今まで周りのすべてが自分のものだったのに、急にやって来て母を奪い父を奪い、しかもソイツと四六時中一緒にいなきゃならないわけです(笑)
でも毎日一緒にいることで、この小さな弱い存在を「守らなきゃ」という気持ちが芽生えたり、愛着がわいてきたりしたのではないかと思います。
授乳の間隔が空いてきた
授乳しているときって、上の子が一番ナイーブになるときではないですか?
生まれてすぐは3時間に1回、しかも1回20~30分の時間を要しますから、感覚的には「授乳しかしてねー」な状態になりますよね。
それって、上の子も同じ感覚だろうと思うんです。
お母さん、下の子におっぱいあげてばっかりで全然遊んでくれない……
でも4~5ヶ月くらいになれば、授乳の感覚も空いてきて、1回の授乳にかかる時間もぐっと短くなりますよね。
そうなると、上の子のストレスも軽減されるはずです。
経験者が語る、2人育児を乗り越えるコツはこれだ!


家事は手を抜くことをがんばる
くれぐれも家事は頑張らないでください。
頑張るとするなら、手を抜くことを頑張ってください。
2人育児になって、実際に私がやめたことはこちらです。
2人育児でやめたこと
- 夫の弁当作り
- 夫のシャツのアイロンがけ
- 料理は作り慣れたものを(新しいメニューに挑戦しない)
- 揚げ物
- 年末の大掃除
そもそも、なんで夫のシャツのアイロンがけを私がやっていたんだ?と思えるくらいです。
食器洗い機やお掃除ロボットを買って家事をとことん減らすのも手ですよね。
とにかく、家事にかける労力を減らせるところまで減らす。
それだけですごく楽になりますよ。
買い物の効率化
こども2人を連れての買い物はとにかく大変です。
2人目が生まれるまでは、お米、おむつといった大きな買い物も、安いところを探して買いに行っていましたがやめました。
ミネラルウォーターなんかも、重くてかさばる買い物の代表格ですよね。
こういった大きな買い物は、全部通販にしちゃいましょう!
すんごい楽になりますよ。
私は、お米はいつもこちらで購入しています。
理由は推しが秋田県出身だから笑


ちなみに、おむつは楽天24で買っています。
楽天24は、税込み3980円以上のお買い物で送料無料になるので、おむつを2袋買ったりして調整すればすごく利用しやすいです。
おむつ以外にもミネラルウォーターやティッシュ、洗剤などたくさん商品があるので一度覗いて見てくださいね!
節約も勇気を出して手を抜く
節約は大事なことです。
子供のためにも、自分たち夫婦の将来のためにも、少しでもお金を貯めたい。
そう思うのが普通ですよね。
だけど、節約へ労力を使って育児へ振り分けられる力が減るのって、逆にもったいないです。
勇気を出して少しだけ節約に使っている労力を減らしませんか?
- お弁当づくりをやめる(作るにしても全て冷凍食品にすると割り切る)
- 作るのに時間がかかる料理はお惣菜ですませる(コロッケとか)
- ネットスーパーや宅配弁当を利用する
手作り料理が減ってしまうことで気が引けるなら、夫が休みで協力してもらえるときだけはしっかり作る、といった工夫も必要ですね。
(協力、という表現は本来使いたくないんですけどね)
授乳ケープを使用する
今になって激しく思うことがあります。



授乳ケープを使って授乳していれば、上の子のヤキモチを少しは防げたかもしれない……
生まれてすぐは、授乳の回数も多いですから毎回ケープを使用するのは手間になるでしょう。
それでもやっておけば何か違っていたのかな……と思います。
生まれてすぐの、あの頃に気づきたかった(泣)


最後に:2人育児のイライラは少しずつ解決していこう
この記事は、二人育児を始めたばかりのお母さんへのエールのつもりで書きました。
私自身、下の子が生まれる前はどんなことがあっても上の子を優先してあげようと思っていました。
でも生まれてみたら、そんなこと出来なかったです。
2人育児は上の子を優先なんて出来なくて当たり前の世界だ、くらいに思いましょう。
(だからこそ、上の子を優先しましょう、と言われるのかも)
「上の子を優先してあげたい」その気持ちをお母さんが持っているだけで、きっと大丈夫ですよ。上の子は変わってくれます。
2人育児はスケジュール管理が命。
2人育児のスケジュールのイメージがわきやすようにまとめた記事はこちらです。
下の子の月齢別になっているので、読んでみてくださいね。
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