新幹線の自由席で座席が取れない時の対策と快適な立ち方

新幹線の自由席は、繁忙期でも追加料金がかからず、指定席よりも安く利用できる利点があります。自由席はどの列車でも利用可能で、自由に選べることが魅力的です。

ただし、自由席は確約された座席ではないため、常に座れるわけではありません。座席が見つからなければ、立っての移動を余儀なくされます。

この記事では、新幹線の自由席で座れなかった際の具体的な対応策と、理想的な立ち位置についてご説明します。

新幹線の自由席で座席が確保できない時の対処法

特に始発駅からではなく、途中駅からの乗車の際は自由席が満席である可能性が高まります。

座れなかった場合の主な対処法は以下の通りです。

デッキや通路での待機

空席を待ちながら車両のデッキや通路で待機する方法です。

自由席だけでなく、指定席車両のデッキや通路も利用範囲に含まれます。

座席が空くまでは、一般的にデッキ（車両間の接続部分）での待機が多く見られますが、ピーク時はこれらの場所も混雑します。

指定席への移動

自由席が満席でも指定席に空きがある場合、差額料金を支払って移動する選択肢があります。

ただし、移動後にもともとその席を予約していた乗客が来た場合は、席を譲る必要があります。

このため、移動は慎重に行い、事前に車掌や乗務員に確認することが望ましいです。

座席に座れたとしても、途中で予約者が登場すれば席を譲らなければならないため、指定席への移動は「運が良ければ座れる」程度に考え、他の乗客とのトラブルを避けるためにもマナーを守ることが重要です。

新幹線の自由席で立つ場合の適切な位置と立ち方

以前にも触れた通り、新幹線の自由席で座れない場合は、多くの時立って移動することになります。

ただし、適切な立ち位置に留意する必要があります。

適切な立ち位置は主に次の二箇所です。

デッキに空きがあるのに車内の通路で立ってしまうと、他の乗客から疑われたり、乗務員に移動を促されることがあります。

また、グリーン車のデッキは特定の切符がないと立ち入りが禁止されていますので注意が必要です。

デッキが満席で立つ場所がない場合は、自由席の車内通路で立つことになりますが、座席のひじ掛けに寄りかかるのは避けてください。

これは座席利用者のスペースを尊重するためですし、トラブルを引き起こす可能性もあります。

また、トイレに行くなどで一時的に場所を移動する時は、他の乗客が通りやすいようにデッキへと一時的に移るのが良いでしょう。

新幹線の自由席で座れない場合の具体的な対策

座席が確保できないときは、最初にデッキを利用します。

デッキが満席の場合は自由席の車内通路で立ちます。指定席車両のデッキも利用可能ですが、グリーン車のデッキは特別な切符が必要ですので、これを忘れないようにしましょう。

また、運が良ければ途中の駅で席が空くこともありますので、駅に到着するたびに空席が出ていないかをチェックするのがおすすめです。