小学1年生や2年生では、夏休みに「毎日のお手伝い」という宿題が出されることが多いですね。
けれど、家事をするにはまだまだ手助けのいる年齢で、結局親の見守りは必須。ストレスに感じてしまう場面もあることでしょう。
そこでこのページでは、小学1年生、2年生の低学年でもできるお手伝いをまとめました。
うんとハードルを下げたものばかり集めたので、毎日やっても負担は少なくてすみますよ。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
小学1年生、2年生の夏休みのお手伝いで大切なこと
小学1年生や2年生のお手伝い。
夏休みの宿題となると毎日のことなので、とにかく「嫌にならないこと」が大切です!
大人だって、毎日毎日家事をやるのって、嫌になりますよね。
- 嫌になってしまわない、けれどちょっとだけは頑張る場面を作る
- やりきれる内容にする
この2つが、小学校低学年のお手伝いでは大切なことです。
上記のことを前提として、ここからは小学校1年生と2年生に適したお手伝いを紹介していきますね。
洗濯のお手伝い
洗濯はお手伝いデビューに最適です。
干すのは背が足りず難しいでしょうから、取り込んだものをたたむところからお願いしましょう。
とはいえ、いきなり「全部たたんでね!」というのは、「たたみ方分からない!」となって時間がかかってしまいます。
だから、最初はうんと簡単なところから始めていきましょう。
- タオルを2枚
- 靴下だけ
- お風呂上がりに着るパジャマ など
↑たったこれだけでも、子どもは「母ちゃん、たたんだで~!」と満足げに教えてくれます 笑
慣れてきたら、タオルの枚数を徐々に増やしたり、自分のものは自分で畳もうね、と誘導していくといいですよ◎
料理のお手伝い
子供たちが大好きな、料理のお手伝い。
けれど、料理は包丁を使うし火を使うしで、危ないから目を離せない……結果、自分でやるより時間がかかる…。
というわけで、かなり余裕があるときじゃないと、やらせてあげるのが難しいと感じませんか?
そこで、ささっと短時間で完了するお手伝いをリストアップしました。
- キャベツやレタスをちぎる
- 玉ねぎの皮をむく
- 味噌汁の味噌をとく
- 野菜を炒める
- 卵を割る
↑このくらいなら、自分の手を動かしながら、子供の見守りもできますね。
で、料理のお手伝いをするときに必須になるのが、ステップ(踏み台)です。
小学校の低学年では、まだまだキッチンで作業するには背が足りないですよね。
↓こちらのステップは、低学年の子が立つと作業しやすい高さになるし、折りたたんでコンパクトになるし、お値段お手頃です◎
料理関連だと、他にも
- テーブル拭き
- 配膳
といったお手伝いがあります。
掃除のお手伝い
掃除のお手伝いは、がっちり側についていなくても、ある程度任せられるのがいいところ◎
中でも拭き掃除がおすすめです。
不思議ですけど、子供って拭き掃除が好きな子が多いと感じます。水を使うのが楽しいのでしょうか笑
- 窓拭き
- 床拭き
泡をつけるのが好きなら、お風呂掃除をさせてあげると、充実したお手伝いになります。ただ、お風呂掃除は結構、重労働ですよね。毎日やるのは1年生や2年生の低学年の子だと重荷になってしまって、「もうお手伝いやだー」となってしまう可能性も…。
あくまでも、その日のその子のやる気があれば、挑んでほしいのがお風呂掃除です。
玄関掃除のお手伝い
「玄関きれいにしといて~」と言えたら楽なのですが、もっとハードルを低くしてあげるために、掃除の内容をさらに分けましょう。
- 靴そろえ
- 掃き掃除
- げた箱の掃除
「靴そろえ」は時間がない日や、やる気がない日に。
掃き掃除やげた箱の掃除は、本人の気分が乗っているときにお願いするのがおすすめです。
買い物のお手伝い
夏休みは、子どもと一緒に買い物に出かける機会も多いですよね。ついでに、お手伝いをお願いしちゃいましょう。
- 買い物に出かける前に、一緒に買い物リストを作る
- 買い物中は、手分けして商品を探す
- 買い物が終わったら、袋詰めをしてもらう
買い物だけでも、これだけ細分化できます。
全部手伝ってもらうのはこちらも大変だから、「今日はどれやる~?」って選ばせてあげるといいですね。
水やりのお手伝い
家庭菜園やプランターがあるお家なら、水やりをお手伝いにすることもできます。
夏休みだから、少々水に濡れてもすぐ乾きますし笑 何より子供って、水を使うのが大好き!じゃないですか?笑
夏休みは、学校から持ち帰る朝顔などの世話も宿題になることがあります。「朝顔に水をやるついでに、お家のお花にも水あげといて~!」とお手伝いを頼めるので、効率的ですね。
お手伝いのハードルをさらに下げたいときは、次のような方法があります。
- ジョウロ一杯分だけの水やりを頼む
- 担当するプランターを決める(そのプランターだけに水やりをすればOK)
子供がやる気なようなら、子供専用のジョウロを用意してあげると、さらにやる気がアップしそうです。
ポストの確認のお手伝い
毎日やるお手伝いとして、一番取り組みやすいのが、「ポストの確認」ではないでしょうか…!
新聞を取っているお宅なら、朝起きてすぐに。新聞を取っていないなら、郵便が配達される時間や夕方と決めてポストをのぞきに行くといいですね。
余談ですが、子どもってポストを見るの好きじゃないですか?「あるかな?ないかな?」というワクワク感があるのでしょうね。そのワクワク感をうまいこと取り入れられるお手伝いだと感じます。
おじいちゃんやおばあちゃんから手紙を送ってもらうなど、「届く楽しみ」を作れば、よりポストの確認に気合が入りそうです。
お手伝いの効果とは?
お手伝いをしてもらうのは、助かることがある反面、忙しいときは自分でやった方が早い…なんて場面も多々ありますね。子どものやりたい!という気持ちは尊重したいけれど、ついイライラしてしまうものです。
でも、お手伝いの効果を知っておけば、もっと子どもの様子を寛大に見守れるようになりますよ。
そこでここでは、知っておきたいお手伝いの効果についてお伝えします。
- 家の中に自分の役割があることで、自己肯定感が高まる
- 達成感を味わえ、自信につながる
- お手伝いを全うするという責任感が芽生える
- お手伝いをする中で試行錯誤し、自分で考えながら行動できるようになる
- 身の回りのできることが増え、自立につながる
たくさんの効果があるお手伝い、なるべくやらせてあげたいですね。
小学校1年生と2年生の夏休みのお手伝いは、親子のコミュニケーションにもなる
お手伝いをしてもらうと、子どもに「ありがとう」を伝える場面が増えます。
これは、親子のコミュニケーションにもつながりますね。
子どもは、親の役に立つのが大好き。その気持ちを大事にしてあげましょう。
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