エフゲニア・メドベージェワ選手の「SAYURI」。
2019-2020シーズンのフリーになっていますね。
表現力に定評のある選手なので、どんな仕上がりになっていくのか楽しみです!
このSAYURIについて、次の3つをまとめました。
- 使用曲
- 映画のあらすじ
- 映画の感想
あらすじなどを知っておくと、プログラムを見るのが楽しくなりますよ。
ぜひ読んでみてくださいね。
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目次
エフゲニア・メドベージェワ選手の使用曲
エフゲニア・メドベージェワ選手が、2019-2020シーズンのフリーに選んだのは、SAYURI。
次の5曲で構成されています。
「Becoming a Geisha」で終わるのは、宮原知子選手のプログラムと同じですね。
- The Chairman's Waltz
- Going to School
- Confluence
- Sayuri’s Theme and End Credits
- Becoming a Geisha
SAYURIの音楽を使用した主なフィギュアスケート選手
- 中野友加里
- カロリーナ・コストナー
- 宮原知子
私は宮原選手の「SAYURI」が大好きです!
映画SAYURIの監督、キャスト、音楽監督など
監督
ロブ・マーシャル
キャスト
チャン・ツィイー
ミーシェル・ヨー
コン・リー
渡辺謙
役所広司
桃井かおり
音楽監督
ジョン・ウィリアムズ
公開
2005年
上映時間
146分
SAYURI(Memories of a Geisha)のあらすじ(ネタバレ)
漁村で生まれ育った9歳の千代と姉の佐津のもとに、ある日突然男がやってきた。
千代と佐津は、その男に京都の祇園のような街に連れて行かれる。
千代は置屋へ、佐津は女郎屋に連れて行かれ、2人は離れ離れに。
置屋には同年代の「おカボ」がおり、自分はここに売られたということを知る。
また、その置屋には売れっ子芸者の「初桃」が在籍しており、千代は何かと目をつけられる。
芸者の見習いとして日々を過ごしながら、千代はなんとか佐津と再会し、一緒に逃げようと約束するが、置屋を抜け出すことができない。
その翌日。千代は、「おかあさん」から佐津がひとりで逃げ、父と母が他界していたことを知らされる。
そして、置屋に迷惑をかけたことで、芸者の見習いではなく女中として働くことになる。
ある日、使いの帰りにひとりで落ち込んでいると、「会長さん」に声をかけられる。
会長さんは、芸者と一緒に楽しげに歩いていて、さくらんぼ味のかき氷をごちそうしてくれる。
千代はこのとき、芸者になって会長さんに再会することを決意し、会長さんにもらったハンカチを大事に持ち続ける。
ときは流れ、千代は15歳に。
おカボはついに、「お披露目」のときを迎えていた。
おカボは慌ただしく置屋を出ていき、三味線を忘れてしまう。
その三味線を届けに行き、座敷を少し覗き見していると、ある人に気づかれてしまい、千代は慌てて帰る。
それが、「会長さん」との再会だった。
ある日、置屋に初桃のライバル「豆葉」が訪ねてきて、「千代を『妹』にしたい」と申し出る。
その条件は、
- お披露目のあと、半年で借金を払えなければ豆葉が倍額払う
- 置屋はその後の稼ぎには手を出さない
というものだった。
置屋は条件をのみ、千代は豆葉の「妹」になり、女中ではなく芸者としての仕込みが始まる。
一方、初桃の「妹」になったおカボとは、仲良くできなくなってしまう。
無事にお披露目の日を迎えた千代は、豆葉から「さゆり」という名前をもらい、「半玉」になる。
それから、初桃に勝つため、「水揚げ」でよい金額を支払ってもらうために、豆葉とさゆりは様々な動きをする。
その中で会長さんと再会を果たすが、豆葉は会長さんと会社を共同経営している「延さん」をさゆりの相手に狙っているため、さゆりは会長さんへの思いをしまい込む。
水揚げを迎える頃になると、初桃に邪魔されながらも、さゆりの評判は花街で一番とも言われるようになっていた。
そして迎えた水揚げで、さゆりは競りの歴代最高額を叩き出す。
またこのとき、「おかあさん」から置屋の跡をつぐのはさゆりだと告げられる。
おかあさんの養女になることを夢見ていたおカボはショックを受け、初桃は置屋を去る。
しかしその後、日本は戦局が深刻になり、花街は立ち退きを命じられる。
会長さんと延さんのはからいで、さゆりと豆葉は安全な場所へ疎開することができたが、離れ離れになってしまう。
さゆりは山奥の反物業者で働くことになり、芸者の世界は遠いものとなる。
それから何年もたって戦争が終わったころ、延さんがさゆりの元へ訪ねてくる。
延さんは、工場再建の融資をしてもらうために、再び芸者になってアメリカ人をもてなしてほしいと頼みにきたのだった。
置屋は営業を再開しており、豆葉やおカボと再会し、力を貸してもらえることになる。
会長さんとも再会する。
さゆりたちは温泉でアメリカ人の大佐をもてなすが、延さんから「お前を身受けしたい」という思いもかけない告白を受ける。
延さんに自分のことを諦めてもらえるよう、大佐と布団に入っているところを見せようとするが、おカボに裏切られ、会長さんに現場を見られてしまう。
おカボは、本音の部分ではさゆりを憎んでいたのだった。
さゆりは絶望して、会長さんへの恋心を封じようとする。
ある日、「秘密の人物」からお座敷がかかり、用意をして出かけたさゆり。
その人物は、なんと会長さんだった。
会長さんは、今まで延さんに遠慮して気持ちを言えずにいたこと、豆葉がさゆりを妹にしたのは自分が頼んだからだったことを話した。
さくらんぼのかき氷をごちそうになった時から長い年月を経て、2人の気持ちは結ばれたのだった。
SAYURI(Memories of a Geisha)の感想
えーっと、この映画の舞台を「日本」だと思ってはいけません。
日本人が見ると、違和感ありありの映画です。
中国の要素がかなり濃くて、まぁアメリカから見れば日本も中国も、大して差がないのかしらね~と思いました。
日本と中国をミックスした架空の国だと思って見れば…まぁなんとかなります(苦笑)
花街とかすごく作り込んであるのに、文化が中途半端になってるのでもったいないです。
建物なんかも、ところどころ中国っぽさあります。
また、映画の主要人物、さゆり、豆葉、初桃は3人とも中国人の女優さんです。
演技は素晴らしいと思いますが・・・着物はあんまり似合ってないし、芸者と思って見ちゃだめです、芸者に似た人たちです。
ちなみに日本人の俳優だと
- 渡辺謙(会長さん)
- 役所広司(延さん)
- 置屋のおかあさん(桃井かおり)
などが出演しています。
この3人の存在感はね~、やっぱすごかったですね。
あと日本を舞台にした映画に日本人が出てるのは、安心感ありました笑
細部に目をつぶって、ストーリーだけで考えると面白かったと思います。
ただ、ラストはいただけない・・・
さゆりと思いが通じたときに、会長さんが涙を流すんですが、なんかすんごいシラケました・・・
渡辺謙さんの演技のせいではないですよ!
この時代の日本男児が、こんな場面で涙流さんやろ! みたいな。
無理やり物語を終わらせた感も強かったです。
え~とにかく、ツッコミどころ満載の映画でした笑
音楽はとても素敵
映画で一番良かったのは、音楽の素晴らしさですね。
それもそのはず、音楽を手掛けているのは「ジョン・ウィリアムズ」さんです。
- ジョーズ
- スター・ウォーズ
- シンドラーのリスト
- ハリー・ポッター
などなど、たっくさんの映画音楽を手掛けている巨匠です。
劇中ずーっと音楽が流れていて、すごく効果的で、これを使ってプログラムを作りたいと思うのは当然だなーなんて感じます。
ただし、「日本らしさ」は求めないでください。
かなりの確率で「中国っぽさ」が入ってきます(泣)
まとめ:SAYURIは色んなところに目をつぶる映画
SAYURIを統括すると、「中途半端」。
これに尽きると思います。(ごめんなさい)
ただ、一度見ておけば、フィギュアのプログラムの世界観も広がるのかな~、ということは感じましたね。
SAYURIの他にも、フィギュアスケートでよく使われる映画のらすじや感想をまとめています。
ぜひご覧になってくださいね♪
>>>フィギュアスケートで使われる映画のあらすじ・感想記事まとめ
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