わが家の長女は親子療育に通っています。
ですが、長女には発達障害はありません。
しかし色々なご縁を経て、療育に通うことになりました。
この記事では、療育に通うことになったいきさつについて書いていきたいと思います。
お子さんを療育に通わせるか迷っている方の参考になればと思います。
一歳半検診の時に落ち着きの面で指摘を受ける

市で行われた一歳半検診。
まず始めに保健師さんとの面談があるのですが、この時、長女が座っていられずテンションMAXで走り回っていたんですよね。
(これは今になって考えれば、普段あまり接しない同世代の子がたくさんいて、嬉しくなって舞い上がっていたんだなと。三歳になった今でもこの舞い上がりはよくあります。)
保健師さんから、普段からこんな感じですか~?と、やんわり聞かれました。
- 隙あらばすぐ外に出ようとする
- ベビーカーやカートに乗りたがらない
など、困っていることを伝えました。
さらに、言葉の出が少ないことを指摘されました。
長女はこの時、まだ5語くらいしか出ておらず、すごく遅れているわけではないけれど、少ないね、とのことでした。
(結果的にはこの検診のすぐ後に言葉が増え、2歳0ヶ月で2語文を話し始めました)
保健師さんから「落ち着きの面と言葉の出方は関わりがあるんですよ」というお話をしてもらいました。
そして、「個別相談してみますか?」と言われたので「それじゃぁ…」ということで個別相談をしてもらうことに。
市で行っているサークルを紹介される

検診後にあった個別相談では、市でやっているサークルに通うことを提案されました。
- 言葉の発達が気になる
- 落ち着きがない
- 人見知りが激しい
- 視線が合いにくい
このような気がかりのある子が通う場所です。

ちなみに、親子で参加します。
サークルのスケジュールはこんな感じでした。
- ~10:00 自由遊び、ふれあい遊び
- 10:30 設定活動
- 11:15 お弁当
- 11:45 保護者懇談
- 子供自由遊び
- 12:15 解散
「設定活動」は、暖かい季節はお散歩、寒い季節は室内でサーキット遊びでした。
参加している親子は最小で6組、最大で10組くらいでしたかね。
大抵はお母さんと一緒に来ていましたが、お父さんが一緒に来ているところもありましたよ。
全6回、月に1回あります。
私はこの頃、第2子(長男)を妊娠中。
出産のために一度休み、長男が四ヶ月になった頃、再開しました。
月に1回とはいえ、なかなかに気合いのいるイベントでした。
朝はお弁当を作り、子供たちの用意をし、授乳をし、家のことをすませて…という感じで。
仕事をしている方ならそんなこと当たり前なのでしょうけれど、慣れていない私は、文字通りバタバタでした。
でもサークルに参加している間は、下の子がぐずったりしても職員の方が見ていてくれるので、長女とだけ向き合える、貴重な時間になりました。
普段は家で二人を見ているので、長女を優先したくてもできない…そんなもどかしさもありました。
何よりも長女がとても生き生きと楽しそうだったんですよね。



こういう時間っていいなぁ~と思いました。
療育施設の外来教室を紹介される


市のサークルが残り二回になったとき、職員の方から
「児童発達支援センターの、外来教室に行ってみませんか? 今定員に空きがありますよ~」
と紹介してもらいました。
後で自分で調べて分かったことですが、その外来教室というのは市の委託事業なんですね。
月2回、1回200円。
市のサークルと同じ流れで活動が行われますが、お弁当はナシでした!楽チンでした(笑)
しかし下の子は見てもらえません。
夫に託して行ったり、夫に頼めないときには、活動中、下の子をおんぶで参加したりしていました。
疲れるけれど、長女がとても楽しそうだし、定期的に通う場所があるっていうのは、とてもありがたいことでした。
お母さん方と色々お話したり、先生のお話が聞けたり、聞いてもらったり、とても有意義な時間でした。
本格的な通園を勧められる


外来教室に通ううち年度末が迫り、来年度の進路を決める時期になりました。
長女は保育所や幼稚園に通う予定がありません。
すると、外来教室の先生が
「本格的に通園したらいかがですか? ずっと家にいるより、どこか通えるところがあるっていうのも良くありませんか?」
と、案内してくれました。
そんなわけで、同じ法人の別の園に通うことになりました。
今は週1回通っています。
とにかく長女は毎回楽しそうです。
いままで集団生活をしたこともなかったのですが、来年度からは幼稚園に通う予定なので、良い下積みが出来ているなと思います。
長女の良いところがしっかりと伸びていってるな、と感じます。
まとめ
落ち着きの面も、一進一退しながらも集団生活に向けていい練習になっていると思います。
何より、母と娘、二人だけで向き合える貴重な時間を過ごせる場を与えてもらい、感謝しています。
あの一歳半検診で面談を受けなかったら、「療育」という存在すら知らないままだったでしょう。
悩んでいるお父さんお母さんが、私の体験談を少しでも参考にしてくだされば幸いです。
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