フィギュアスケートのネイサン・チェンって名前は聞いたことはあるけど、どんな選手なの?というあなたにお伝えします。
ネイサン・チェンは一言で言うと天才です。
この記事を読めばきっとあなたもネイサンのことをもっと好きになっちゃいますよ。
ぜひ読んでいってくださいね。
髪型はまさかの天パ?
スネ夫がパーマかけてるみたいな、このマンガっぽい独特なヘアスタイル。
これ、天パです。つまり、クセ毛なんですよね。
私はてっきりパーマかけてるんだとばかり思ってたんですよね。
だって天パでこんな髪型にもっていけるの奇跡じゃないですか。
しかし平昌オリンピック前に髪を切って、こんな感じになりました。
お察しのとおり、嘆くファンが続出しております。
(その前にこのインスタの写真かわいすぎ)
ネイサン・チェンは声も人気?
ネイサン・チェンってエェ声なんですよ。
少し低音で、太めで、まさにイケヴォ(イケメンヴォイス)
私が初めてネイサンを知ったときは、嵐の二宮和也さん的な声をなんとなく想像していたんです。
インタビュー映像か何かで初めてその声を聞いたときはかなり衝撃を受けました。
まだネイサンの声を聞いたことがない方は、ぜひインタビューなどにも注目してください(^^)/
こちらの動画でもネイサンの声が聞けますよ。
Little goals throughout his career have led @nathanwchen to his first #WinterOlympics. pic.twitter.com/PGZIshESdk
— U.S. Figure Skating (@USFigureSkating) February 4, 2018
趣味も多彩
平昌オリンピックの公式ページにプロフィールが載っています。
趣味はギター、写真、自転車、読書となっています。今時の青年ですね♪
ちなみにPhilosophy(哲学)は“Never give up”だそうです。
平昌オリンピックのネイサン・チェン選手プロフィールページはこちらから
両親は中国出身
「チェン」という名前からも分かるように、ネイサンのご両親は中国のご出身です。
平昌オリンピックで演じたフリースケーティングは、映画「小さな村の小さなダンサー」です。
この映画は中国の小さな村出身の少年が世界へ飛び出し、バレエダンサーとして成功を納める物語です。
ネイサンのバックグラウンドにこの物語を投影させ、このプログラムを滑ることに決めたそうです。
世界で初めて五種類の四回転ジャンプを操る男
フィギュアのジャンプは6種類あります。
- アクセル(A)
- ルッツ(Lz)
- フリップ(F)
- ループ(Lo)
- サルコー(S)
- トーループ(T)
このうちアクセル以外の5つのジャンプを公式に成功させているのは、世界でネイサン・チェン選手ただ一人です。(2018年3月現在)
例えば羽生結弦選手が試合で成功させているのは
- ルッツ
- ループ
- サルコー
- トーループ
この四つです。
(2017年のNHK杯でケガをしたのはルッツの4回転ジャンプを練習していたときでした)
宇野昌磨選手だと
- フリップ
- ループ
- トーループ
この三つです。
この二人って超トップ選手じゃないですか。
それでもまだ五種類飛べる選手はいませんから、五種類のジャンプで四回転を習得するのは、かなり難易度が高いことが分かりますよね。
五種類の四回転があれば、プログラムにも組み込みやすくなるので成功すれば点数は突き抜けたものになります。
実際、2018年の全米選手権の結果は
- 1位 ネイサン・チェン
- 2位 ロス・マイナー
- 3位 ヴィンセント・ジョウ
でしたが、ショートとフリーの合計得点と4回転の本数は以下のとおりでした。
ネイサン・チェン
- 4回転 6本(全て成功)
- 得点 315.23
ロス・マイナー
- 4回転 1本(成功)
- 得点 274.51
ヴィンセント・ジョウ
- 4回転 7本(うち3本成功)
- 得点 273.83
ね、4回転すべて決めてるネイサンぶっちぎりでしょう?
逆にジョウ選手は果敢に7本挑んでいますが、クリーンなものは3本にとどまったため、4回転が1本だけのマイナー選手には届きませんでした。
ネイサン・チェン選手がシニア二年目でここまで飛躍しているのは、やはり安定している4回転ジャンプなくしては語れないでしょう。
しかーししかし、ネイサンくんの強みはジャンプだけではありません。
ぜひ次の項目も読んでくださいね。
スピン、ステップ、表現力も見逃すな!
ジャンプがすごすぎるネイサンくんですが、私が好きなのはむしろステップやスピン、身のこなしです。
幼少の頃は、フィギュアの他にもバレエと体操をやっていました。
平昌オリンピックの公式プロフィールでは、MyHero=Simone Bilesとなっています。
Simone Biles(シモーネ・バイルズ)は、アメリカの女子体操選手です。(フィギュアの選手じゃないんかーい)
体操を教えていたコーチの話では
「ネイサンは体操を続けていれば、体操の世界でも一流選手になっていただろう」
とのこと。
体操で培った柔軟性・身体能力と、バレエで培った身のこなし。
これらはネイサンのフィギュア選手としての能力を余すことなく引き上げてくれています。
スピンやステップは1~4のレベルがありますが、ネイサンはいつもレベル4を叩き出してます。
ジャンプだけではない選手ということの象徴ですね。
なんていうか、ネイサンは体の動かし方がすごく上手なんですよ。
自分の動きをより良く見せる方法を知っている、という感じがします。
特に2017-2018シーズン、つまり平昌オリンピックで演じるショートプログラムの「Nemesis」のステップは必見です。
絶対に見てくださいね(え?)
ネイサンにも弱点はある
ネイサンの弱点……それはアクセルジャンプが苦手ということです。
あんなにガンガン4回転飛んでんのにアクセル苦手って……かわいい(え?)
アクセルジャンプは六種類のジャンプの中で、ただひとつだけ前向きに踏み切るジャンプです。
得意・苦手が別れるジャンプ…のような気がします。
羽生結弦選手や宇野昌磨選手はアクセルジャンプを得意としていますね。
一方でカナダのパトリック・チャン選手はアクセルが苦手とされています。
しかしルール上、アクセルジャンプは必ずプログラムに組み込まなくてはなりません。
そのため、苦手でも飛ばなきゃならないんです。
しかも苦手なのに、いま4回転アクセル(クワドアクセル)を練習しているそうです。
アスリート魂!
ぜひ、はらはらドキドキしながら見守ってください。
最後に
ネイサン・チェン選手の魅力、私のつたない文章でしたが少しは伝わりましたでしょうか?
私自身、この記事をまとめながら気がついたことは、
ネイサンってフィギュアの申し子ね。ということです。
フィギュアを観戦しようと思ったなら、ぜひネイサンにも注目してみてくださいね!
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