フィギュアスケートの音楽に、ラ・ラ・ランドを選ぶ選手が増えてきました。
とても素敵な音楽ばかりなので、映画の内容が気になった方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、こんなことを書いてみました。
- ラ・ラ・ランドをプログラムで使っている選手の紹介
- ラ・ラ・ランドのあらすじ(ネタバレ)
- ラ・ラ・ランドを鑑賞しての感想
ぜひご覧になってくださいね♪
本田真凜選手がラ・ラ・ランドの曲をフリーで使用
本田真凜選手が2019-2020シーズンのフリーに選んだのがこの「ラ・ラ・ランド」。
曲の構成は
- Planetarium(冒頭部分)
- Someone In The Crowd
- Planetarium(ダンスパート)
- Another Day Of Sun
となっています。
聞いてみたい方は、AmazonMusicでどうぞ!
マッテオ・リッツォ選手のショートプログラムは「Start a Fire」
2019-2020シーズン、マッテオ・リッツォ選手がショートに選んだのは「Start a Fire」。
これは、主人公セブが加入するバンド「Messenger」の曲。
これも、AmazonMusicで聞くことができます。
ハン・ヤン選手のフリーは「ラ・ラ・ランド」
2019-2020シーズン、ハン・ヤン選手のフリーではラ・ラ・ランドの曲が使われています。
- Mia and Sebastian’s Theme
- City of Stars & Audition – Medley
「Mia and Sebbastian’s Theme」はAmazonMusicで聞けます。
「City of Stars & Audition – Medley」は、劇中では使用されていません。
アカデミー賞授賞式のときに、ジョン・レジェンドが披露し、配信でリリースされているものです。
Youtubeでも聞くことが出来ますよ。
監督、キャストなど
監督
- デミアン・チャゼル
キャスト
- ライアン・ゴズリング
- エマ・ストーン
- ジョン・レジェンド
- J・K・シモンズ
音楽
- ジャスティン・ハーウィッツ
公開
- 日本:2017年
- アメリカ:2016年
上映時間
- 128分
主人公はセブとミア
ミア:エマ・ストーン
女優を夢見て、大学を中退してロサンゼルスへやってきた。
ワーナースタジオのカフェで働いている。
セブ(セバスチャン):ライアン・ゴズリング
ジャズピアニスト。
ジャズを聞かせる自分の店を持ちたくてロサンゼルスへやってきた。
LA LA LANDのあらすじ

ラ・ラ・ランドは、5章から成っています。
第1章:WINTER ミアとセブの出会い
とあるパーティーに出席した帰り、偶然通りかかったレストランから流れてきたピアノの音色にミアは足を止める。
それを演奏しているのは、ジャズ・ピアニストのセブだった。

このときに演奏しているのが「ミアとセバスチャンのテーマ」です。
しかし、店主から禁止されていたジャズを弾いてしまったことで、セブはクビになる。
ミアが声をかけようとするが、セブは無視して店を去る。
第2章:SPRING 恋に落ちる2人
とあるパーティーに参加したミア。
そこにセブはバンドメンバーとして来ており、2人は再会を果たす。
そして後日。
セブが突然、ミアの働いているカフェにやってくる。
セブはジャズは嫌いだというミアを「ライトハウスカフェ」へ連れていき、ジャズを聞かせる店を持ちたいという夢を話す。
ちょうどその時、ミアの元へドラマの一次オーディションに通ったという知らせが入る。
そのドラマは映画「理由なき反抗」に似ているという理由から、“研究”のためにセブと一緒に見に行く約束をする。
しかしその約束の日は、元々ボーイフレンドとの予定があったことを忘れていたミア。
気が乗らないままボーイフレンドと訪れたレストランで食事をしていると、「ミアとセバスチャンのテーマ」がBGMで流れてくる。
それを聞いて自分の気持ちに気づいたミアは、レストランを飛び出てセブのいる映画館へ。
その後「理由なき反抗」に出てくる「グリフィス天文台」へ2人で向かい、2人は恋人になる。
第3章:SUMMER 夢が大きく動き出す
ミアとセブの仲は深まり、2人はセブの部屋で同棲を始める。
ミアはセブの応援のもと、ひとり芝居の計画を立てる。
セブは、「ライトハウス」で昔のバンド仲間キースと再会し、キースのバンド「Messenger」へスカウトされる。
一度は断るものの、セブが定職についていないことを不安に思っているミアの気持ちを察し、バンド加入を決める。
しかし、Messengerのライブを見に行ったミアは、セブが本当にやりたい音楽をやっていないと感じ、違和感を覚える。
第4章:FALL すれ違う2人
忙しいツアーの最中、セブはサプライズで2人の部屋へ帰ってくる。
しかし、セブが「自分の店を持つ」という夢をあきらめようとしていることから、2人はケンカしてしまう。
傷ついたミアは、ひとりで部屋を出ていく。
仲直りを果たせないまま、ミアのひとり芝居の公演日がやってくる。
ところが、セブは仕事が入っていたことを失念。
仕事が終わってから駆けつけるも、ミアはもう撤収作業を終えたところだった。
ほとんど客が入っていなかったことや、客の心ない言葉に傷ついたミアは、セブを振り切りそのまま故郷のボールダー・シティへ帰ってしまう。
その後、セブが部屋でひとり寝ていたときのこと。
ミアのひとり芝居を見たという配役事務所から、セブの元に電話が入る。
それは、パリで撮影する大作映画のオーディションの知らせだった。
セブはミアの元へ飛んでいき、オーディションの話を伝えに行く。
今度落ちたら立ち直れないというミアを、セブは説得。
ミアはオーディションを受けることにする。
オーディションのあと、2人は思い出のグリフィス天文台へ。
2人の今後を話し合う。
- オーディションに受かったら、ミアはパリで撮影。
- セブが店を出したいのはロサンゼルス。
このことから、セブは「何もできないし、夢に没頭しよう」と。
2人はお互いの夢のために別れを選んだのだった。
第5章:5年後のWINTER 夢を叶えた2人
物語は一気に5年後へ。
ミアは女優として成功し、セブとは違う人と結婚して子供にも恵まれる。
ある夜、子供をベビーシッターに任せて、ミアと夫はデートへ。
食事のあと、2人は偶然通りかかったクラブに入る。
それはセブがオープンしたクラブで、舞台にはセブがいたのだった。
セブは客席のミアを見つけ戸惑うが、ピアノに座ってそっと「ミアとセバスチャンのテーマ」を弾き始める。
曲が終わり、席を立つミア。
最後に振り返って、セブと微笑みあい、うなずきあって、店を去る。
LA LA LANDの感想:夢追い人の出会いと別れに号泣


夢を追う2人が出会い、愛し合うけれどもお互いの夢のために別れを選ぶ・・・。
この結末に共感できるかどうかで、映画の好き嫌いも分かれると思います。
夢より愛でしょ!という考えを持った人は共感できる結末ではないかもしれません。
反対に、若い頃に大恋愛をしたけれど、お互いのために別れた・・・そんな経験のある人は号泣必至の映画です。
「ロマチックで何が悪い」というセブのセリフがありますが、ラ・ラ・ランドはまさにロマンチック。
私はどハマりしまして、初めて見終わったあとは余韻でなかなか寝付けず。
3日連続で鑑賞しました。
さて、ラ・ラ・ランドはあらすじだけを追うとよくあるストーリーのように思えます。
ですが、この映画の個性となっているのは、ラストの回想シーンなのです。
人によって解釈の分かれる、とても考えさせられる部分。
思い入れが強すぎて、別の記事で「結末の解釈」について書いてみました。
ぜひ映画を見終わったあとにご覧になってくださいね。
あわせて読みたい
セブのピアノが良い!すごい!
セブを演じたライアン・ゴズリングは、この映画のためにピアノを3ヶ月間特訓したそうです。
劇中のピアノはすべて本人が弾いているそうですが・・・。
いや、ピアノ、めっちゃくちゃ上手いんですけど!!
私も長年ピアノをやっていますが、たった3ヶ月でこれだけの腕前になれるのはほんのひと握りの人ですよ。
私、ライアン・ゴズリングさんがあまり好みのお顔ではなくて、感情移入できるのかな・・・なんて思いつつ見始めたんですよね(本当にすいません)
だけど見ているうちに惚れます。
「ミアとセバスチャンのテーマ」に聞き惚れたミアの気持ちがめちゃくちゃ分かります。
第5章で、ミアが客席にいると気づいたときの「・・・Welcome to SEB’S」とか本当惚れますよ(見たら分かります!)
「ミアとセバスチャンのテーマ」が切ない
私がこの映画にハマった理由。
それは「ミアとセバスチャンのテーマ」が超名曲であることも、大きいです。
劇中何度も形を変えながら登場するこの曲。
本当はなんの先入観もなく見てほしいのですが、どうしても聞いてみたいという方はAmazonMusicで聞けますよ。
サントラでは「Mia and Sebastian’s Theme」というタイトルです。
この曲がステキだな、と思ったのなら映画を見る価値はあります!
この曲を使ってくれるスケーターがいたら、それだけでファンになっちゃいますね~。
ラ・ラ・ランドのサントラの解説は、こちらの記事が詳しいですよ。
まとめ:ラ・ラ・ランドに出会ってしまった!
私の中で、一番好きな映画・不動の1位は「天空の城ラピュタ」です。
2位以下は、特に考えたこともありませんでした。
しかし!
ラ・ラ・ランドを見て決定しました。
私の好きな映画・第2位は「ラ・ラ・ランド」です!!
あと、ライアン・ゴズリングという推しが増えました笑
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