家計簿をつけることに何回か挑戦したけれど、続かない・・・。
他の人ってどんな感じで家計簿をつけてるの?
一応、家計簿はつけているけど本当にこのやり方であっているのかなぁ。
そんな風に悩んでいませんか。
家計を預かることは責任感もありますし、預金通帳の残高が一向に増えていかないと結構ストレスになりますよね。
この記事では、横山光昭さんが書いている「年収200万円からの貯金生活宣言」を参考に家計をイチから見直したわが家の家計簿のつけ方をご紹介しています!
・明確な目標をもつ
・自分の軸をもつ
・家計簿は神経質につけすぎない
この三つを抑えることで、お金を貯めることがグッと楽しくなりますよ~!
目次
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貯金の目標額を明確にしよう
何のために貯金しますか?
そもそも、家計簿ってなぜつけるのでしょうか?
貯金をしたい→そのために家計簿でお金の流れを把握したい
大体の方は、この理由にあてはまるかと思います。
なるべく支出を減らして、貯金にまわすお金を増やすために、家計簿をつけますよね。
それでは、なぜ貯金したいのでしょうか?
「年収200万円からの貯金生活宣言」を読んでいて、ハッとした言葉があります。
ほとんどの方が貯める目的を持たず、漠然とした不安を、貯金によって打ち消そうとしているだけなのです。意思や希望を持たないまま、なんとなく貯金に取りかかっている……だから、貯められないのです。
あなたはなぜ貯金したいのでしょうか?
すぐに答えられますか?
わが家の貯金目標額を公開!
新しいノートを一冊用意しましょう。
私はそこへこんな風に書きました。
☆マイホーム頭金 目標1000万
現在の貯蓄額 〇〇円
☆こどもたちの大学資金 目標400万×2
現在の貯蓄額 〇〇円
マイホーム頭金 目標1000万
私たち家族は現在、夫の実家に住んでいます。
つまり家賃ゼロなんですよね。ありがたや。
しかし築30年は超えているので、いずれはリフォームや建てかえ、住みかえが必要になってきます。
それがいつかは決まっていません。
なるべく頭金をしっかり貯めて、ローンを少なくしたいので、目標を1000万にしました。
ちなみに、ある程度はすでに貯まっているので、ゼロからのスタートではありません。
こどもたちの大学資金 400万×二人
わが家には三歳の長女と1歳の長男がいます。
それぞれに、高校卒業のときに200万受け取れる学資保険をかけています。
が、大学ともなるともちろん200万では足りません。
自分達の手で、さらに400万ずつ貯めるのが目標です。
もし大学に行かないとなれば、老後資金にまわします(笑)
お金に対する意識を変えるコツ
「なるべく使わない」その節約で本当にいいの?
私の今までの貯金の仕方って、
「とにかく節約」
「使わなきゃその分貯まる」
という漠然としたものでした。
具体的に給与の何%を貯蓄にまわすべきか、などといった指標を持たずにやっていたので、
「なるべく多く貯金にまわす」という生活でした。
あまり物欲もないしぜいたくをする願望もないので、このやり方でも確かに貯金はできていました。
しかし逆にいえば、「使ってもいい適切な金額」もよく分かっていませんでした。
そのため、夫が急に「飲み会がある」だの「スーツを新調したい」だの言ってくると
と、夫関連の出費がかさむと結構ストレスになっていました。(子供の出費はなんとも思わないのに)
「お金はとにかく使わないことがいい」とする極端なとらえ方だけはやめましょう。
何でもかんでもお金を使わないようにするのでは、単なるケチな人になってしまいます。「年収200万円からの貯金生活宣言」より
自分の軸をもとう
同じくらいの収入であっても、堅実に貯めていく人と、いつも使いきって時には借金まで作ってしまう人がいるのはなぜなのでしょう? 何度も何度も100万円単位のお金を貯めることができる人がいるのはなぜでしょうか?
その差は、自分の軸があるかないかなのです。
「年収200万円からの貯金生活宣言」より
わが家は、あまり家計に余裕はないのですが、年に1回の旅行は大事にしています。
その代わり、普段遊びに行っても外食はまずしませんし、お金のかからないところで遊びます。
「今日ご飯作るのしんどいわ~」という理由での外食もしません。
ご飯と味噌汁だけは用意して、あとはお惣菜ですませる、という風にしています。
お金の使い方にメリハリをつけるのって、楽しく貯金をするうえですごく大事だなと思います。
出費がどの項目に当てはまるのか、考えるクセをつけよう
「年収200万円からの貯金生活宣言」ではお金の使い方は「消費」「浪費」「投資」に分けられると解説してあります。
住居費、光熱費、教育費、食費など
☆浪費
酒、コーヒー、煙草などの嗜好品、飲み会代など
☆投資
貯蓄、習いごとなど
詳しくは本に書かれているので割愛しますが、同じ出費のようでも消費なのか浪費なのか投資なのかは変わってきます。
たとえば、年に1回の結婚記念日のディナーは夫婦の関係をよりよくする「投資」かもしれませんが、
ご飯つくるのだるいわーという理由での外食は「消費」あるいは「浪費」になってくるのではないでしょうか。
ここで「自分の軸」が大事になってくるんですね。
さらに収入に対する割合の目安はこのように提示してあります。
☆消費 70%
☆浪費 5%
☆投資 25%
私は今ではこの数値をもとに、月々のお金の流れを決めています。
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オレンジ100流、シンプルな貯まる家計簿のつけ方
ずぼらOK!家計簿をつけるのは月一回だけ
こどもたちが寝たあと、財布からレシートを出してチェックして家計簿をひらいて電卓をたたいて現金と合うか確認して・・・
って、めんどくさすぎません???
想像しただけですっごく疲れます。
というわけで、私が家計簿をつけるのは、給料日前日の30分だけです!
食費は5日ごとに予算を立てているので、買い物に行ったら残金をスマホのメモ帳に残しておきます。
予算オーバーしてしまったら、「-1000」という風にマイナスをつけてメモしておいて、次の5日間で帳尻が合うようにちょっとだけ頑張ります。(頑張れないときも多々あり)
そのほかの買い物は、なるべくレシートをもらって、ポーチに保管しておきます。
レシートをもらえなかった場合は、これまたスマホのメモ帳に残しておきます。
「飲み会5000」とか、「駐車場300」とか、簡単なメモです。
慣れてきたら、買い物のたびに計算しなくても、
「今月はすでにこんくらい使ってるから、給料日まで抑え目にいこう」
という技が使えるようになりますよ。
そして給料日前日、ポーチに保管しておいたレシートを取り出し、家計簿をつけます。
「消費」について
「消費」の項目は収入に対して70%が目安でしたね。
以下、詳しくみてみましょう。
固定費の設定
まず、毎月出費が変わらない固定された出費がありますよね。
これを「固定費」とします。
わが家の固定費は以下のとおりです。
・自動車保険
・新聞購読費
・食費
・年間出費積み立て
※食費のうち、お米は含みません。たとえば月初と月末に二回買う月もあれば、月一回の購入ですむこともあり、変動が激しくなるからです。
※年間出費積み立てとは、税金や車検、慶弔費などの大きな出費に備えて毎月一定の金額を計上しているものです。
※年払いにしている保険も、月割で計上します。
固定費を節約しようと思ったら、まずは通信費を見直してみるといいですよ。
>>>通信費を安くするならまずスマホ代を減らそう。夫婦で月々7,285円安くなった方法
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通信費を安くするならまずスマホ代を減らそう。夫婦で月々7,285円安くなった方法
節約のためには、まず「固定費の見直しを」とよく言われます。 でも家計簿とにらめっこしてみても、「固定費はもうこれ以上節約するところがないよ・・・」と途方に暮れていませんか? そんなあなたにお聞きしたい ...
やりくり費
「消費」のうち、固定費以外の流動的な出費は「やりくり費」として、毎月家計簿にメモしています。
・固定電話
・携帯電話(三人分)
・医療費
・被服費
・ガソリン
・はみ出た食費
・美容院代
・生活雑費
問題児はこのやりくり費なんですよね。
たとえば光熱費のうちの電気代。
わが家の場合、過去一年での最安は6月度の4,145円です。一方、最高は12月度の15,620円です。(涙目。寒波のせいじゃ)
水道代は、2ヶ月に1回の検針なので、引き落としがない月もあります。
また、こどもが二人いて性別が違うため、季節が変わったら全部いちから服を買わなくてはならない・・・なんていう月もあります。
冬なら一万くらいの出費になるんですよね。
何が言いたいかというと、節約していても、支出は月や季節によってふれ幅がかなり大きいということなんです。
でも、収入は月や季節によって変わりませんよね?当然一定です。
そこで私は、「消費」で残ったお金は翌月に予算を繰り越しています。
たとえば、「消費」の設定金額が20万円だったとします。
11月はエアコンの出番がほどんどなく、水道代もありませんでした。
「消費」での出費は18万円ですみました。
20万円ー18万円=2万円の黒字 →12月に繰り越す!
12月は猛烈な寒さでエアコンがフル稼働。水道代の請求もありました。
冬になったため、こどもたちの服を新調しました。
「消費」での出費は22万円になってしまいました。
20万円ー20万円=-2万円の赤字!
でも11月からの繰越があるんだ! ー2万円+2万円=±0
こういった具合になり、一ヶ月というよりは、一年ごとくらいの長~い目で家計簿をやりくりするイメージです。
この繰越金がある程度の金額になってきたら、そのときは貯金にまわします。
「浪費」について
「浪費」の項目は収入に対して5パーセントが目安でした。
浪費の項目も、消費と同様「繰越し」のシステムをとっています。
浪費の繰越
やりくり費同様に、浪費も結構月によってばらつきがないでしょうか。
年末は忘年会が増える、行楽シーズンには外出に伴う外食が増える、などですね。
これに柔軟に対応できるように、浪費も設定金額を超えなかった場合は翌月に残高を繰り越すようにしています。
そうすれば、設定金額よりも出費が多くなってしまった月でも丸く納めることができます。
「投資」について
「投資」の項目は、収入に対して25%が目安でした。
この25%のうち、さらに
・15%→貯金
・10%→投資(投資信託や自己投資など)
とすることを「年収200万円からの貯金生活宣言」で言及してあります。
これを参考に、ちょっとずつ投資をしています。
投資を今までしたことがなくて怖い・・・という方は、同じく横山光昭さんが書かれている「はじめての人のための3000円投資生活」という本がとってもとってもおススメです。
私もこの本を読むまでは「投資=悪」くらいに思っていたんですが、180度考えが変わり、実際にネット証券で口座を開いて投資していますよ(^^)
まとめ
・お金を貯める具体的な目標をもつ
・自分のしっかりした価値観の軸を持った上で節約にはげむ
・家計簿はきっちりつけすぎない
これらを意識するようになってから、とにかくなるべくお金を使わないようにしなくては!という考えが変わり、お金と向き合うことがとても楽しくなってきました。
苦しくお金をためるか、楽しくお金を貯めるか。
どっちがお金が貯まりそうでしょうか?節約が続きそうでしょうか?
楽しくお金を貯めるほうですよね。
まずは、自分は何のためにお金を貯めるのか?ということを、明確にすることから初めてみませんか?
家計簿を見直すにあたり、私が参考にした本はこちらです。
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